神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2025.2.4 ライブラリー

【ライブラリー情報】2月の新着図書のお知らせです!

 
みなさま、こんにちは。
 
当館3階ライブラリーに今月も新着図書が16冊入りました!
ライブラリースタッフが6冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。2月新着図書リスト
 
海の小娘 (3619/UMI)
宇野亞喜良と横尾忠則のコラボレーション絵本の復刻版となります。
祭りの日に外国の港町で出会った青年と少女の、その不思議な巡り合わせのお話しです。
横尾が赤と黒、宇野が青と黒をつかって描くことで、
付属のセロファンを重ねるとどちらかの絵と文字が消え一方が浮かび上がります。
物語を担当した梶祐輔の文章も重なりをみせ、読み進めていくうちにめまいを起こしそう。
60年の歳月を超えてよみがえり、なお新しさを失わない1冊です。
 
 
 
猪熊弦一郎展 ホノルル(3429/INO)
東京美術学校(現 東京芸術大学)で油彩画を学び、東京、パリ、ニューヨーク、
ハワイと拠点を移しながら、多彩な創作活動を行った猪熊弦一郎(1902-1993)。
「小説新潮」の表紙絵や三越の包装紙「華ひらく」のデザインでも有名です。
本書は、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて、2024年3月23日-6月2日に開催された
展覧会のカタログです。晩年期の冬を温暖なハワイで過ごしながら、独自の画風
を追求し続けた画家のエネルギーが伝わってきます。
 
中園孔二、ソウルメイト(3429/NAK)
2023年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された「中園孔二 ソウルメイト」の図録です。
高校2年の6月までバスケばかりしていた中園は、突然絵を描くことに目覚め、
東京藝術大学を卒業した翌年には初個展を開き、アートシーンで注目されました。
本を読み、音楽を聴き、旅に出たり、岩山に素手で登ろうとしたり、真夜中に海に潜ったりと、身体能力の高かった中園。
わずか8年の作家人生で約600点の作品を残し、2015年に25歳の若さで瀬戸内海沖にて亡くなりました。
タイトルの「ソウルメイト」とは、中園が残したノートのなかに書き記していた言葉です。
まるで深海に潜るようにして制作をしていた中園は、潜っていることを知る誰かを常に探し求めながら、
制作のエネルギーに転換させていました。
 

 
Anna :The biography(0407/ANN)
映画「プラダを着た悪魔」の鬼編集長のモデルとされるアナ・ウィンターの評伝。
本人のコメントはなく、250人以上の関係者へのインタビューから描き出されるアナは、多面的で圧巻である。
夢から権力を手にするまで、そして維持するための考え方、社会情勢に対峙する姿勢。まだ、続いているストーリーであり、
ファッションというジャンルではありながら、戦国武将の歴史物語を読みとおした感覚になる、不思議な1冊。
 

 
苧麻・絹・木綿の社会史 (0202/CHO)
歴史学の巨星、永原慶二(ながはら けいじ)氏の最後の著作となるこの本は、
日本の三大衣料原料である「苧麻(ちょま)・絹・木綿」が、
民衆の暮らしにどのようにかかわってきたのかを解き明かす歴史的研究書です。
服飾史・民衆の生活史・社会史を研究調査されている方におすすめです。
 
かわいいかたちのポンポンづくり(1005/KAW)
毛糸から手作りするポンポンの作品紹介とつくり方(巻き図)の本です。
見ているだけで癒され、ふわふわの手触りが伝わってくるようです。
花やスイーツ、動物まで。様々な色の毛糸を使い、
カラフルで可愛い手のひらサイズのマスコットたちが仕上がっています。
自分のペットをポンポンで作ることができたら・・・。
ポンポンメーカーが欲しくなります。
 
神戸ファッション美術館3階のライブラリーには、ファッション、デザイン、建築、映画、アートなどの書籍が多数ございます。
ぜひ、ライブラリーでごゆっくりお過ごしください!

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