神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2021.9.11 ブログ

特別展 深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」が開幕しました!

 
みなさま、こんにちは!
 
本日9月11日(土)、特別展  深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」が開幕しました。
 
深堀隆介は、“金魚”をテーマにした作品を手がける現代美術家です。
アーティストとしての活動を悩んでいた時期に、部屋にいた一匹の金魚の美しさに気づき、それから金魚の作品制作が始まります。
独創的な深堀隆介の技法は、器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を少しずつ部分的に描いていき、さらにその上から樹脂を重ねます。
その作業を繰り返すことにより、絵が重なり合い、樹脂の中でまるで生きているかのような金魚は、圧倒的な存在感で観る者に迫ります。
金魚絵師・深堀隆介が描く“深堀金魚”の世界をどうぞお楽しみください!
 
本展では、6章に分けて展示しています。第1章は「樹脂との格闘/進化する技法」。
樹脂を使用した積層絵画(減面積層画法)の初期と現在の表現の遍歴をご覧いただけます。
 

 
 
第2章は、「2D-平面に凄む」。
主に畳一畳分のパネルに描かれた作品を中心に、金魚をスケッチしたノートも展示。
 

 

 
 
第3章は「遍在する金魚たち1-支持体、形式の探求の探求」。
ここでは樹脂、布、木、セメントなど、さまざまな素材に描かれた金魚を楽しんでいただけます。
 

 

 
 
第4章「遍在する金魚たち2-日常の景色とともに」。
木桶、椀、カップ、バケツ、陶器など、日常生活でよく見るさまざまな素材の中に、
絵筆によって命を吹き込まれ、まるで生きているかのようなリアルな金魚が並びます。
 

 

 
 
第5章「2.25D-表面と深さのはざまで」。
一見平面的に見えますが、樹脂と絵画が何層にもなって出来上がっています。
その他、空き缶を使った作品群も。
 

 
 
第6章「新展開-生まれつづける金魚たち」。
近年は写実的な表現と平行して、アニメのような表現の樹脂作品も制作しています。
鱗だけを描いた「鱗象シリーズ」も。
 

 
 
そしてこちらはインスタレーション。
傘や引き出し、箪笥など、日常的なものの中に金魚を描くことで、非日常的な違和感が生まれます。
 

 

 
 
縁日の屋台を再現した新作インスタレーション作品「僕の金魚園」は、写真撮影・動画撮影可能です。
水音や風鈴、ラジオが流れる空間で夏祭り気分をお楽しみください。
「#深堀隆介展」「#神戸ファッション美術館」でSNSでぜひシェアを!
 

 
 
特別展開催期間中、深堀隆介展のショップがオープン!
 

 
 
同時開催のドレスコレクション展は「赤い服と青い服」。
赤と青の様々な表情を持つ衣装を、貴族の宮廷衣装をはじめ現代までのデザイナー作品、
民族衣装の収蔵品の中から、選りすぐって展示しています。
 

 

 
 
開催は2021年11月7日(日)まで。
休館日:月曜日、9月21日(ただし9月20日は開館)
入場料:一般1,000円、大学生・65歳以上500円、高校生以下無料
※会期は、新型コロナウイルスの影響で変更の場合があります。
※当館は、事前予約の必要はございません。
 
●ご来館の皆さまへのお願い
・発熱などの症状がある場合は、ご来館をご遠慮いただきますようお願いいたします。
・感染防止にご協力をお願いいたします。
(マスクなどの咳エチケット、手洗い、手指の消毒、うがい、会話の自粛等)
・感染予防のため、スタッフはマスクを着用しておりますことをご了承ください。
・館内が混雑した場合は、展示室への入館制限を行う場合がございます。
・ドレスの試着、デジタルサイネージは中止しております。ご了承くださいませ。
 

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