3Fライブラリーから11月の新着図書のお知らせです！
今月もみなさまに幅広く楽しんでいただける図書が23冊入りました。
 
新着図書の詳細は下記リンクよりご覧ください。
11月新着図書リスト
 

 
今月も新着図書の中から数冊ピックアップしてご紹介します！ ※（　）内は資料請求記号
 
■柚木沙弥郎との時間（0203/YUN）
99歳を迎えた今も精力的に作品をつくり続けている染色家・柚木沙弥郎さんは、
おしゃれでとってもおちゃめな方。
パリで展覧会をされたり、近頃では京都にできたACEホテルのポットの絵も手がけられています。
写真家・木寺紀雄さんがライフワークとして2012年頃から現在まで寄り添い、
撮りためた柚木さんの姿や作品、旅路の写真集です。
柚木さんの作品から伝わるお人柄が、写真からも感じられます。
 
■Hiroshi Fujiwara（0503/HIR/2）
人呼んで「ストリートウェアのゴッドファーザー」。
1990年代から2000年代初頭のストリートファッションの中心地は原宿で、中心人物は「藤原ヒロシ」でした。
裏原ブーム以降も30年にわたり活躍し、日本のファッション業界の中でも世界的に影響力を持つ一人です。
藤原ヒロシが率いるデザインプロジェクト「フラグメント」が手がけたコラボレーションは、
ルイ・ヴィトン、ブルガリ、モンクレール、マセラティなど、もはやストリートだけに収まらず、
モード界からも彼の示す方向性が求められています。
前作以降の近年の制作物のみで構成されています。
 
■アンティークレース（0206/ANT）
当館で2010年に「アンティークレースの至宝展」を開催した、アンティークレース収集家・市川圭子さんによる、
アンティークレースの歴史と種類を分類・研究した一冊。
おびただしい時間と労力がかかる「糸の宝石」といわれるアンティークレースは、
現在では同じものを作ることができない失われた芸術です。
優美なビジュアルがずらりと並ぶ、美しい佇まいの本です。
 
■日本のデザイン1945-（3623/NIH）
日本のひとびとは優れたデザイナーたちがつくった、シンプルだが洗練され、機能的だが美しく、
機械で作られているが非常によくできたデザインに囲まれて暮らしています。
日本のデザイン界に貢献してきた個人が誰なのかではなく、何ををしてきたのかに着目したわかりやすい解説は、
これまでのデザイン書にはない切り口です。
本のかたちをしたデザイン美術館のようです。
 
■Women　女性たちの世界史大図鑑（4309/WOM）
女性も男性と一緒に歴史を作ってきた。
語られることなく生き抜いてきた道を、写真や絵、そして簡潔な解説を
テーマごとに見開きで紹介した読みやすい図鑑です。
政治、戦争、職業、育児、科学、芸術など、現代にも通じる様々な視点から網羅しています。
世紀を超え、大陸を越えて紡がれてきた女性たちの物語を伝えていくことが、
これからの女性たちが重要な役割を果たすお手本になるのでは。
 
■THE WOMEN WHO REVOLUTHIONIZED FASHION  (0302/WOM)
「ファションに革命を起こした女性」というタイトル通り、
それぞれの時代においてエポックメイキングな活動をした女性デザイナーとその作品が紹介されています。
ジャージー素材で女性たちが動きやすい服をデザインしたシャネル、
前衛アーティストとも親交の深かったスキャパレリ、そしてバイヤスカットを発明したヴィオネなど。
冒頭でリンカーン夫人のドレスを作ったデザイナーが紹介され、
ラストは黒人デザイナートレーシー・リースのドレスを着たオバマ夫人の写真で締めくくられています。
日本人デザイナーも2名紹介されていて、見ごたえのある一冊です。
 
■STONE ISLAND STORIA（0503/STO）
「ストーン・アイランド」はイタリアのファションブランドで、
機能的なダウンジャケットやミリタリージャケットなどが人気です。
ミリタリーテイストを取り入れた革新的なデザインや最先端の技術もさることながら、
海外セレブやミュージシャンを起用したビジュアル・SNS戦略も注目されています。
デザインや機能がよくわかるシンプルな商品写真のほかに、カニエ・ウェスト、ドレイク、オアシスなど
STONE ISLANDのウェアを着たミュージシャンたちのスナップ写真も掲載。
音楽ファンにもおすすめです。
 

 
ご来館の折にはぜひお手に取ってご覧ください。
これら書籍は、ライブラリー入口右手の窓側付近に展示しております。
詳しくは、カウンタースタッフまでお問い合わせください。