神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館

お知らせ・イベントのご案内(Blog)

お知らせ・イベントのご案内(Blog)

2025.7.2 ライブラリー

【ライブラリー情報】7月の新着図書のお知らせです!

 
みなさま、こんにちは。
 
当館3階ライブラリーに今月も新着図書が11冊入りました!
ライブラリースタッフが5冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。7月新着図書リスト
 

 
■Carl Aubock : The workshop (3609/AUB)
19世紀オーストリアのウィーンで金属工房として創業したカール・オーボック。
2代目カール・オーボック(1900~1957)はバウハウスで芸術を学んだあと工房を継ぎ、
真鍮を使ったオブジェ、家具、アクセサリーなどのデザインを手掛けました。
アール・デコを独自のモダニズムへと昇華させた銅工芸品は、工房の知名度を世界的に高めました。
初代カール・オーボック時代から現在までの仕事を俯瞰できる作品集です。
 

 
■111年目の中原淳一(3618/NAK)
中原淳一(1913-1983)は、19歳で人形作家としてデビュー後、編集者、画家、
ファッションデザイナー、インテリアデザイナーなど、幅広い領域で活躍しました。
本書は、生誕111年を記念して開催された「111年目の中原淳一展」の公式図録を兼ねた書籍です。
目次の章立てに即した巻末の作品リストは、「整えて楽しく暮らす」・「「ひまわり社の雑貨」など
興味深いテーマに分類されていて、どこからでも自由に楽しめます。
「111年目に再び出会う、中原淳一との時間」をお過ごしください。
 
■美術でめぐる西洋史年表(4302/BIJ)
「歴史は欲望と理性とちょっとした偶然または手違いで作られる。
美は欲望が向かう対象であり、欲望を喚起する装置でもある」という著者の言葉通り、
ヨーロッパの歴史の動きを西洋美術から読み解くことのできる本です。
中世のペスト、ルネサンスの闇、動乱や産業の発展など、教科書には描かれない、
「社会と美術」の深い関係を感じることのできる一冊です。
 
■マティス : 自由なフォルム : Henri Matisse : formes libres(3414/MAT)
「マティス 自由なフォルム」展(2024/2/14-5/27、国立新美術館)の公式図録。
マティス曰く「デッサンと色彩の永遠の葛藤」を解決し新たな芸術表現となった
『切り紙絵』も数多く取り上げられています。
関連作品の図版、写真も眺めながら、マティスの作品制作の様子を辿れる贅沢な1冊。
当ライブラリー所蔵の 「『マチスのみかた』(3414/INO) 猪熊弦一郎 著」も
あわせてご覧ください。
 

 
■ロリータ・ファッション (1606/LOL)
“乙女のカリスマ”として独自の世界観で熱狂的なファンを生み出し続けてきた作家・嶽本野ばら。
ロリータ・ファッションを中心にスーパーブランドの洋服、コスメ、ファスト・ファッションについてのエッセイ集です。
かつてあった可愛いお洋服やハイブランドの歴史、「ロリータ」の定義の変遷などファッションに興味のある人たちにとって
興味深い資料集とも言えるでしょう。
レースと濃いピンクの縞々、装幀の美しいこの本は電子書籍ではなく紙で置いておきたいと思わせられます。
 

 

 
 
神戸ファッション美術館3階のライブラリーには、ファッション、デザイン、建築、映画、アートなどの書籍が多数ございます。
ぜひ、ライブラリーでごゆっくりお過ごしください。

カテゴリー

アーカイブ

検索する

Top

Cookieの使用について

本ウェブサイトでは、ユーザーにウェブサイト上のサービスを最適な状態でお届けするためCookieを使用しています。 ブラウザの設定(Cookieの無効化等)をそのまま変更せずに閲覧される場合は、弊社ウェブサイト上の全ページでCookieを 受信することに同意したものとみなします。詳細は、弊社プライバシーポリシーをご覧ください。