神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館

お知らせ・イベントのご案内(Blog)

お知らせ・イベントのご案内(Blog)

2025.10.2 ライブラリー

【ライブラリー情報】10月の新着図書のお知らせです!

 
みなさま、こんにちは。
 
当館3階ライブラリーに今月も新着図書が12冊入りました!
ライブラリースタッフが5冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。10月新着図書リスト
 

 
■ソフィ・カル : なぜなら (3004/CAL)
フランスの女性現代アーティスト、Sophie Calle(ソフィ・カル)の
『Prace que 』(なぜなら)というシリーズの日本版書籍です。
実際の作品は額に入った写真を隠すように、文章が刺繍された布がかけられていて
鑑賞する人は文章を読んでから布をめくり、そこで初めて写真と向き合います。
文章と写真、それぞれから受けるイメージを重ね合わせる作業。
実際の作品が目の前にあるかのように、一連の体験を可能にしたのがこの1冊です。
どんな工夫が凝らされているのかもぜひお楽しみください。
 
■Hyle/curtain/backdrop (3004/LEP)
ヘルシンキ・スクール出身のフィンランドの若手女性写真家 アンニ・レッパラの写真集です。
カーテンをモチーフに、少女の繊細さやメランコリックさを北欧の美しい自然の中に紡いだような
詩的な作品集で、コラージュのような造本が特徴的です。
「ヘルシンキ・スクール」とは、ヘルシンキ芸術デザイン大学より選ばれた学生、卒業生、
教師からなる写真家グループです。
レッパラは2010年フィンランドの「Young Artist of the Year」に選ばれ、将来を嘱望された写真家の一人です。
 
■Piet Oudolf at work(2707/OUD)
現代の園芸界・ランドスケープデザインの分野において最も革新的な人物の一人である、
オランダのガーデンデザイナー、ピート・アウドルフの作品集。
植物本来の姿に注目して、芽だしから枯れた姿にも生命が巡る庭園は、
季節の色彩、質感に満ちていて、草原のようにも感じられる。
代表作、ニューヨークの「ハイライン」からシカゴ、地中海と世界中で作られてきた庭園が、
美しい写真で紹介されている。
さらにデザインの過程、作業方法、独自のスケッチやドローイングも本書には取り上げられており、
芸術的な観点からも楽しめる1冊となっている。
 

 
■季節の行事といまどきのしつらい手帖(4109/KIS)
本書に紹介されている「しつらい」は、「行事や季節の節目に『心』を『もの』に託して供えること」を指しています。
時間効率が重視される日々の中、心穏やかな時間を過ごす糸口として、「しつらい」を暮らしに取り入れてみませんか。
季節の移ろいを感じ、行事の意味を知るのに役立つ暦について「旧暦」「二十四節気」「七十ニ候」、
季節の区切りとして「ニ至二分」「四立」「土用」ほか、基本知識がわかりやすく学べます。
旬の食材や行事食の解説に加え、「手仕事を楽しむ」コーナーなど、丁寧な暮らしへのヒントが満載です。
 
■日本ファッションの一五〇年 明治から現代まで (0305/HIR)
明治から現代まで、ファッションから読む日本の150年史。
明治時代の大礼服、大正時代のモボ・モガ、昭和戦時期の国民服・モンペなど、
その時代の社会の影響を受けながら、さまざまに移り変わる日本のファッション。
ほかの国にはない、独自の文化に発展した日本のファッションの流れを、
歴史的考察のもとにダイナミックに理解することのできる一冊です。

 

 

 

 
神戸ファッション美術館3階のライブラリーには、ファッション、デザイン、建築、映画、アートなどの書籍が多数ございます。
ぜひ、ライブラリーでごゆっくりお過ごしください。

カテゴリー

アーカイブ

検索する

Top

Cookieの使用について

本ウェブサイトでは、ユーザーにウェブサイト上のサービスを最適な状態でお届けするためCookieを使用しています。 ブラウザの設定(Cookieの無効化等)をそのまま変更せずに閲覧される場合は、弊社ウェブサイト上の全ページでCookieを 受信することに同意したものとみなします。詳細は、弊社プライバシーポリシーをご覧ください。