神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2023.4.4 ライブラリー

【ライブラリー情報】4月の新着図書のお知らせです!

 
みなさま、こんにちは。
 
多くのお客様にご来場いただきました「第9回日展神戸展」も3月26日をもって閉幕し、
いよいよ4月8日(土)より、「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展 が開幕します。
 
さて、今月も3階ライブラリーに新着図書が10冊入りました!
ライブラリースタッフが5冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。4月新着図書リスト
 
 

 
■An Unbroken Thread : Celebrating 150 Years of the Royal School of Needlework  (0207/ANU)
ロイヤル・スクール・オブ・ニードルワークはイギリス王立の刺繡学校で、昨年150周年を迎えました。
ヴィクトリア女王の三女プリンセス・ヘレナが初代校長を務め、刺しゅう職人の養成や貴重な刺繡の修復、
オーダーを受付けてきました。
英王室の戴冠式や結婚式の衣装を刺繡で彩ってきた歴史もありますが、掲載されている刺繡は決して古い感じではなく、
とてもユニークでモダンです。
現在ではオンラインで日本でも講座を受けられるそうで、刺繡がぐっと新しいものに感じることができる美しい一冊です。
 
■Gothic Fashion The History (0303/GOT)
ゴシックに対する考え方は時代と共に変化していますが、ダークでドラマティックな魅力は変わらず残っています。
ゴシックファッションの歴史は、古代および中世の起源から様々なリバイバルがあり、民間伝承、19世紀の小説、銀幕、
ロックミュージックなどの文化的な要素も含まれています。
文学や歴史的なファッションに関連したもので、ゴシックだけに焦点を当てたものは驚くほど少なく、
本書は美しさと歴史の珍しい組み合わせの本です。
 

 
■もっと知りたいルネ・ラリック : 生涯と作品 (3605/LAL)
アールヌーヴォーからアールデコヘ、宝飾デザイナーからガラスデザイナーへ、変遷の中でも貫かれた芸術至上主義。
日本ではガラス作家として知られているラリック。アールデコの巨匠、完全無欠と言われるラリックの主要技法、
時代とのかかわりが興味深く描かれています。
ジャポニズムにヒントを得たといわれる、バッタやトンボを扱った作品には、思わずほっとする懐かしさを感じます。
 
■言葉と衣服  (1603/KOT)
この本が目指しているのはファッションにまつわる言葉の定義で、デザインやファッションなど、
ふだん何気なく使っている言葉に関する考察を深め、哲学的にひも解いていきます。
ファッションを研究される方や学生の方にも、ぜひ読んでほしい一冊です。
題字はイラストレーターのヒグチユウコさんによるもの。
筆者が編集委員を務めるファッションの批評誌『Vanitas』は、当館で定期購読していますので、併せてご覧ください。
 

 
■Karl Lagerfeld unseen : The Chanel years (0403/LAG)
カール・ラガーフェルド(1933-2019)によるシャネルのショーの舞台裏に光を当てた写真集です。
1983年にシャネルのデザイナーに就任したカールは、名門の再興を超スピードで、しかも軽々とやってのけてしまいました。
クチュールのアトリエ、モデルのフィッティング、カール自身の仕事ぶり、未公開のバックステージなど、
US VOGUEのフォトグラファーであるロバート・フェアラーの写真が、シャネルを王道ブランドとして蘇らせ、
揺るぎない地位を確立させたカールの創作過程を映し出します。

 
 
ただいま当館1階展示室は、展示替えのため、4月7日(金)まで休館中ですが、
3階ライブラリーは通常通り開館しておりますので、ぜひお気軽にお越しください。
 

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