神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2023.5.2 ライブラリー

【ライブラリー情報】5月の新着図書のお知らせです!

 
みなさま、こんにちは。
 
連日「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展にお越しいただきまして
誠にありがとうございます。
 
さて、今月は3階ライブラリーに新着図書が13冊入りました!
その中からライブラリースタッフが8冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。5月新着図書リスト
 

 
■モダン図案 明治・大正・昭和のコスメチックデザイン(3612/MOD)
明治・大正・昭和のラベルや商業デザインを集めた本です。
『モダン図案』では石鹸、歯磨、化粧品などのデザインがとりあげられています。
女性向け商品ということもあり、アールヌーボーの影響を受けたものも多くみられます。
なかにはまるで舶来ものと見まごうばかりの優美なデザインのものも。
 
■浪漫図案 明治・大正・昭和の商業デザイン(3613/ROM)
明治・大正・昭和の商品ラベルやパッケージデザインを集めた本です。
明治維新、文明開化、大正デモクラシー、昭和モダン。
当時の商業デザインから、その時代の活気ある雰囲気を感じ取ることができます。
『浪漫図案』では、貿易図案から、薬品、食品、日用品などが幅広く掲載されています。
 
■開化図案 文明開化にはじまる商業デザイン(3613/KAI)
『開化図案』では、おもに欧米との交易にかかわる図案が紹介されています。
幕末から明治中期にかけて輸出額の大きかった生糸やお茶などの商業デザインには、
欧米でも見劣りがしないよう凝ったデザインの商業ラベルがつくられました。
ほかにも、外国商館や麦酒ラベルなどからは、当時の交易の様子が垣間見えます。
 

 
■エドワード・ゴーリーの優雅な秘密
Elegant Enigmas:The Art of Edward Gorey(3619/GOR)
エドワード・ゴーリーはカルト的人気を誇るアメリカの絵本作家です。
その作品は無表情な可愛いキャラクター、残酷でナンセンス、韻を踏んだ文章によって読む人を
不安な気持ちにさせます。その上、陰鬱だけれど美しいペン画によって独特の世界が繰り広げら
れていきます。怖いけど綺麗、謎だらけだけれど何となく面白い・・・。
読むたびに何を言いたいのか分からなくなるためなのか、コレクターが多いのも納得できます。
怖いだけではなくネコ好きのゴーリーの描く可愛いネコのイラストはおすすめです。
 
■René Hubert:The Man Who Dressed Film Stars and Airplanes (3117/HUB)
「映画スターと飛行機に服を着せた男」、ルネ・ユベール(1895-1976)。
1920-60年代に、国際的なコスチュームデザイナーとしてその名を馳せました。彼の活動は幅広く、
出生地であるスイス航空の制服や航空機の内装デザイン他、さまざまな劇場や繊維会社からの
依頼も請け負っています。本書は、彼が手掛けた作品のスケッチ、衣裳や舞台の写真などを数多く
盛り込みながら、その多面的な魅力にスポットを当てています。
 

 
■Philippe Weisbecker Works in Progress フィリップ・ワイズベッカー作品集(3429/WEI)
フィリップ・ワイズベッカーは1942年、フランス生まれのアーティストです。
日本との縁は深く、竹中大工道具館や、小説家・小山田浩子氏のブックデザインでご存じの方も
多いでしょう。建物、工場、道具などを独特のパースで描く彼の作品が、彼自身のエピソードと
ともに紹介されている作品集です。わたしたちにもなじみのある日本のタクシーや日用品などの
絵も描かれており、彼の日本に対する温かいまなざしを感じることができます。

 

■「ワニがまわるタムラサトル」記録集 (3429/TAM)
昨年国立新美術館(東京)で開催された「ワニがまわる タムラサトル展」の図録です。
栄えある第25回(2022年冬)みうらじゅん賞を受賞した「まわるワニ」が気になっていた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。巨大なワニから小さなワニまで1000匹ものカラフルなワニが
展示室を埋め尽くしました。タムラサトルさんは「ワニがまわる理由を聞かないでほしい」と
語りながら、大学生時代から30年以上ワニをまわし続けています。
 
■ルートヴィヒ美術館展:ドイツ ケルン:20世紀美術の軌跡 市民が創った珠玉のコレクション(3405/LUD)
国立新美術館・京都国立近代美術館で開催された「ルートヴィヒ美術館コレクション展」の図録です。
ドイツ・ケルンにあるルートヴィヒ美術館は20世紀から現代までの前衛芸術に特化した美術館として
有名です。館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻に加え,貴族や王家などではなく市民が寄贈した
コレクションが礎となっています。
20世紀美術の大きな流れを概観できる珠玉のラインナップになっています。
 

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