みなさま、こんにちは。

 

本日7月8日（土）、特別展「花のお江戸ライフ―浮世絵にみる江戸っ子スタイル―」が開幕しました。

 

浮世絵は17世紀後半に始まり、明治期にいたるまで広く庶民に支持された江戸時代を代表する芸術でした。
庶民文化が成熟する19世紀に入ると、行動範囲や娯楽の対象はさらに広がり、庶民の関心を惹く様々な主題が浮世絵で
描かれるようになります。

 

本展は、当時の江戸っ子が夢中になった様々なブームや日常の暮らしに寄り添った娯楽の数々
（旅行・メイクアップ・ペット・グルメ・ガーデニング等）をキーワードにして、後期浮世絵画壇を代表する
喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重をはじめ、歌川豊国、国貞などの浮世絵を展示します。
また当時の料理を再現した食品サンプルや、江戸の暮らしのトリビアを紹介するパネルなどを通じて、
江戸っ子のライフスタイルをひもときます。

花のお江戸ライフを浮世絵でどうぞお楽しみください！

 

 

Ⅰ.旅行～富士とお城は定番です／初代歌川豊国や広重、葛飾北斎の冨嶽三十六景などが並びます。

 

 

Ⅱ.江戸っ子のメイクアップ術／当館で制作した日本髪かつら（実寸大）も。

 

 

 

 

Ⅲ.動物大好きペットブーム／ねこ、いぬ、きんぎょなどをかわいがる作品等を展示。

 

 

Ⅳ.江戸のソウルフードとグルメ／食品サンプルとともに江戸の食文化を紹介。

 

 

Ⅴ.粋なガーデニング／植木鉢の普及とともに園芸ブームがやってくる。

 

 

Ⅵ.季節の彩／華やかな四季折々の行事や行楽も浮世絵の題材に。

 

 

Ⅶ.肉筆画／繊細で流麗な筆致から絵師の息づかいすら感じられます。

 

 

館内の特設ショップでは、浮世絵をモチーフにしたアイテムが多数並びます。

 

そして同時開催のドレスコレクション展「おしゃれなデイ・ドレス」では、
日常のドレスを美術館の収蔵品でご覧いただけます。
身も心も踊った1940～60年代のドレスたちをどうぞお楽しみください。

 

 

 

みなさまのご来館をスタッフ一同お待ちしております！

 

◆特別展「花のお江戸ライフ―浮世絵にみる江戸っ子スタイル―」
同時開催 ドレスコレクション展「おしゃれなデイ・ドレス」
2023年7月8日（土）～2023年8月27日（日）
10:00～18:00（入館は17:30まで）
休館日：月曜日、7月18日（ただし7月17日は開館）